日本で一番神社が多いのは新潟県?
皆さんは、日本で一番神社が多い都道府県はどこだか知っていますか?有名な神社が多い京都や面積の広い北海道などと予想するかもしれません。
しかしその答えは新潟県なのです。その数
約4700社で、2位の兵庫県の約3800社を大きく離してダントツで一位です。
ではなぜ新潟県の神社の数はそんなに多いのでしょうか。
一つ目の理由に、明治時代まで、新潟県は全国で一番人口が多かったことがあげられます。新潟県は農業が盛んです。明治時代は日本では第一次産業が主体だったため、農業に多くの人口を費やしていました。また、明治時代までは流通は海運がメインだったため、港湾都市だった新潟は栄えていました。そのため、新潟県は人口が多かったのです。
人口が多いと、集落も多くなり信仰のための神社が必要となり、多く建設されました。
二つ目の理由として、新潟県の面積が大きいことがあげられます。新潟県の面積は第5位です。面積が大きいと、広い範囲で集落が形成されます。そのため、神社も新潟県全体に建設されていきました。
他にも様々な理由があると思いますが、神社の数がもっとも多いのが新潟県であるのは驚きですね。